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仏政府 シリア渡航計画した6人の旅券没収

2015年2月24日 10:46

 フランス政府は、イスラム過激派組織への参加を計画していたとして6人のパスポートを没収したことを明らかにした。

 パスポートを没収されたのは、数週間以内にシリアに渡航する計画を立てていた6人。カズヌーブ内相は23日、「シリアやイラクでテロに関わったフランス人が帰国後にテロを起こすリスクを考慮した」と説明している。欧米からは、3000人以上が過激派組織「イスラム国」に加わっているとみられていて、これを防ぐためにフランスが去年成立させたテロ対策強化法に基づく初めての措置となる。

 フランス政府は、さらに40人に対し同様の措置をとるための準備を進めている。