熊本県南部で鳥インフルエンザ発生
熊本県の養鶏農家で、死んだニワトリが鳥インフルエンザに感染したことがわかり、13日朝、農林水産省は緊急対策本部を設置し、感染の疑いのある約10万羽を殺処分することなどを決めた。
林農水相「初動の対応が何よりも重要ですので、各位におかれては気を引き締めて対応していただきたいと思います」
農水省によると、熊本県球磨郡多良木町の養鶏農家で約1100羽の食用のニワトリが死んだと通報があり、県が5羽のニワトリに簡易検査をしたところ、5羽すべてから鳥インフルエンザの陽性反応が出たという。
これをうけ、農水省は緊急の対策会議を開き、この農家が飼育するニワトリ、約10万羽すべてを殺処分することなどを明らかにした。また、調査チームを現地に派遣し、詳しい感染ルートなどを調べることにしている。
鳥インフルエンザの発生が確認されたのは、2011年以来3年ぶり。